2014年6月11日 水曜日 18:30~21:30
日本の方式でデザインするワークショップ
山口校長と一緒に松岡正剛の「方法日本」を学ぶ

皆さんは松岡正剛って人をご存知ですか?そうです、編集工学研究所所長・イシス編集学校校長の松岡正剛です。日本をデザインする第一人者の松岡正剛氏が、日本の歴史文化の思想と技術を伝承するために「私塾」「連塾」などで日本の方法を伝えています。
6月11日に第1回目のワークショップを行い、参加された方々は、悶々としたのではないでしょうか。取り上げられた「祭」「数奇」という言葉から日本の方法を学びました。今回開催する第2回目は、「風来なこと」をテーマに、日本にある「風の文化」の言葉から日本の方法を考えます。 毎回、答えの無い禅問答を繰り返すがごとく、モヤモヤっとした想いが残るワークショップですが、受講していただいた皆さんの中に、そのモヤモヤが残って頂ければ良いと考えています。ゆえに、答えを探しに来てはいけません。まずは、日本の方法を知りましょう。知ることから生まれる知識の断片を元に、日本をデザインしていきましょう。そして、日本を感じましょう。
松岡正剛氏が連塾で講演された内容を中心に、連塾の塾生である山口校長から日本の方式について話して頂き、参加している皆さんで、たくさんのクレッションマーク(?????・・・)を創出することが目的です。山口校長の趣味的なセミナーでもありますが、どうぞ一緒に悩みましょう。素晴らしくゆるいワークショップです。どなたでも参加自由です。
改めて、松岡正剛氏の思想とする「方法日本」という日本の方式を一緒に考えてみませんか?そして地域を、日本を、デザインしてみましょう。

1944年京都生まれ。早稲田大学文学部卒。雑誌「遊」編集長、東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、編集工学研究所所長・イシス編集学校校長。
1971年工作舎設立、オブジェマガジン『遊』を創刊。日本で初めてのエディトリアル・ディレクターとして、アート・思想・メディア界に多大な影響を与える。
その後フリーとなり、1987年編集工学研究所を設立。数多くの企画・開発プロジェクトのプロデュースや監修、演出なども手がける。近年は、電子ネットワーク上に壮大な「図書街」を出現させ古今東西の知識情報をつなぐプロジェクト「ISIS」を構想中。また小学校から大学までを対象とした教育支援ソフトの開発や、世界初のインターネット上の学校「ISIS編集学校」を開設する。
その一方で、ソロ活動としては、日本の歴史文化の思想と技術を伝承するための執筆や、「私塾」というスタイルによる連続講義を精力的に展開している。これまで「桑沢デザイン塾」「時塾」「上方伝法塾」「六翔塾」「幹塾」「連塾」などの場で、日本の「方法の魂」を伝えている。
知の巨人。つまり、一人インターネットのような人
肩書きは「編集者」。しかし、その編集の射程範囲は恐ろしく広い。かのチームラボ代表・猪子寿之が「一人インターネット」「Googleより遥かに面白い」と称した知の巨人。所長をつとめる編集工学研究所の蔵書は7万冊以上。尋常じゃなく蓄えられた幅広い知識と、それらを縦横無尽に取り扱う編集能力。1970年代に発行された、あらゆるジャンルを融合、超越した雑誌『遊』は日本のアート・思想・メディア・デザインに多大な衝撃を与えた。さらにはそんな「編集の仕組み」を明らかにし、社会に適用できる技術として構造化した「編集工学」を実践し、修得するためのインターネット上の学校として、2000年にイシス編集学校を立ち上げた。ますます多様化する2014年の社会においても、松岡正剛はいまだワンアンドオンリーな存在だ。
今年70歳を迎えた彼の周囲には、日々変わらず多種多様な「面白い人々」が集まり、またそれらが編集されることで、新しいものが生まれている。ハイパーリンク状態の「知性」から生まれる、オリジナルな「ものの見方」は、これからの日本を共に生きる私たちにとってもまだまだ目が離せない。
テーマ | 日本の方式でデザインするワークショップ 山口校長と一緒に、松岡正剛の「方法日本」を学ぶ |
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開催日と時間 |
8月 5日(火) 18:30~21:30 第3回 台風による延期開催 8月26日(火) 18:30~21:30 第4回 |
場所 | 社会起業大学・九州校 小倉北区魚町4-3-8 モナトリエ2F |
定員 | 20名 (このページでお申し込みください。当日参加もOKです。) |
費用 | 無料 |
ファシリテーター | 社会起業大学・九州校 校長 山口典浩 |
備考 | 今後も定期開催を予定しています。今回参加できない方は、次回お申し込みください。 |
山口校長と一緒に松岡正剛の「方法日本」を学ぶ 参加申込フォーム
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