スクール概要

社会起業大学 名誉学長メッセージ

いつの日か、必ず語ろう

2011年3月11日。
突如、起こった、東日本大震災。

一瞬にして失われた、無数の人々の尊い命。
復興に数十年の歳月を要する
地震と津波の被害。
数十年の歳月を超え、放射能の不安を与え続ける
原発の事故。

その震災の痛苦な体験を経て、いま、多くの日本人が、
一つの「志」を抱き始めている。

この大震災を契機として、新たな日本を創造する。

その「志」を抱き始めている。

我々日本人一人ひとりが、日々の仕事を通じて、
新たな日本を創造するという「志」を抱き始めている。

しかし、その「志」を決して風化させないために、
いま、我々が、深く問うべき問いがある。

東日本大震災によって、一瞬にして失われた、無数の人々の尊い命。

この方々の命は、なぜ、失われたのか。
この方々が、その尊い命を賭して、我々に教えてくれたものは、何か。

我々は、その問いを、深く問わなければならない。

そして、その答えは、明らかではないか。

この日本という国は、生まれ変わらなければならない。

この日本という国は、永く続いた混迷の時代を超え、
素晴らしい国へと生まれ変わらなければならない。

そのことを、無数の人々は、その尊い命を賭して、
我々に、教えてくれたのではないか。

そうであるならば、いま、我々は、心に刻まなければならない。

それは、これから何十年の歳月が経っても、決して風化することのない、
一つの覚悟。

いつの日か、我々は、必ず、語ろう。

あのとき、この日本という国の
素晴らしい国への再生が始まった。

2011年、3月11日。

あの日、無数の人々が、その尊い命を賭して、
我々に、願いを託してくれた。

そのお陰で、その尊い命のお陰で、我々は、立ち直ることができた。

あの永く続いた混迷の時代を超え、この日本という国は、
素晴らしい国へと再生することができた。

いつの日か、我々は、必ず、そう語ろう。

我々は、いま、その覚悟を定めるべきであろう。

そして、その覚悟を定めたとき、我々の歩みが始まる。

社会起業家としての歩みが、始まる。

日々の仕事を通じて、この国を良き国に変えていく。
この社会を素晴らしい社会に変えていく。

その社会起業家としての歩みが始まる。

社会起業大学 名誉学長
田坂広志

社会起業大学 名誉学長:田坂広志
社会起業大学 名誉学長
社会起業家フォーラム 代表

多摩大学大学院 教授
田坂 広志

田坂広志 名誉学長プロフィール

  1951年生まれ。1974年、東京大学工学部卒業。
1981年、東京大学大学院修了。工学博士(原子力工学)。
1987年、米国シンクタンク、Battelle Memorial Institute客員研究員。
同時に、米国国立研究所Pacific Northwest National Laboratories客員研究員。
1990年、日本総合研究所の設立に参画。
取締役・創発戦略センター所長を務め、現在、日本総合研究所フェロー。
1999年、米国New England Complex Systems Instituteのファカルティに就任。
2000年、多摩大学大学院教授に就任。
2000年、21世紀の社会システムのパラダイム転換をめざす
グローバル・シンクタンク、ソフィアバンクを設立。代表に就任。
2003年、社会起業家フォーラム(JSEF)を設立。代表に就任。
2005年、米国ニューヨークに本拠を置き、100年の歴史を持つ
Japan Societyより、“US-Japan Innovators”に選ばれる。
2008年、ダボス会議を主催するWorld Economic Forumの
Global Agenda Councilのメンバーに就任。
2010年、4人のノーベル賞受賞者が名誉会員を務める
世界賢人会議Club of Budapestの日本代表に就任。
2011年3月29日~9月2日、
内閣官房参与として原発事故対策、原子力行政改革、原子力政策転換に取り組む。
著書は60冊余。現在、海外でも旺盛な出版と講演の活動を行い、
Philosopher and Poetとしての独自のスタイルで国際的な活動を展開している。

2011年3月23日 社会起業大学 特別公開講座

いま、あなたに何ができるのか
-すべての人が社会に貢献できる生き方・働き方-

2万人を超える方々が尊い命を失った東日本大震災。
それは、なぜ起こったのか。
この方々は、その命を賭して、我々に何を教えてくれたのか。
その意味を深く問う講演を行いました。

社会起業大学 eラーニングシステムでご覧頂けます。

eラーニング
田坂広志名誉学長講演資料
eラーニング
講演資料
Youtube
ソフィアバンク・ラジオステーション
Youtube
ソフィアバンク・ラジオステーション

2011年10月14日 日本記者クラブ講演

2011年10月14日(金)、日本記者クラブで行った講演の動画が公開されました。
福島原発事故によって失われた原子力行政に対する国民からの信頼。

それを回復するためには、政府は、原子力に対する国民の疑問に真摯にそして誠実に、
答えていかなければなりません。

それは、「国民の7つの疑問」と呼ぶべきものです。

福島原発事故は、あたかも「パンドラの箱」を開けたかのごとく、
これから、深刻で困難な諸問題を、次々と連鎖的に、我々に突き付けてきます。

その諸問題とは、何か。
それらの諸問題に、どう対処するべきか。

この講演においては、そのことを語っています。

福島原発事故が開けた「パンドラの箱」
- 野田政権が答えるべき「国民の7つの疑問」 -

官邸から見た原発事故の真実 これから始まる真の・・@
Youtube
講演資料

eラーニングの受講方法

1、上記画面をクリックしてeラーニングシステムを立ち上げてログインします。
ID    : choukou
PASS : socialvalue
2、受講講座をクリックする(緑色のバナー)
3、画面左側にある講座の、フォルダを展開する(+をクリックする)
4、展開された2行目を選択して、右側にある「学習開始」をクリックする
(自動的に別ウィンドウで映像が立ち上がります。)

上記の手順でeラーニングを利用ができます。

■上記の手順で見られない場合の対応方法
上記の手順で見られない方は以下の方法をお試下さい。
1、信頼済みサイトに登録する
「Internet Explore」等のブラウザに信頼済みサイトの登録をします。
①ブラウザを開き、「ツール」から「インターネットオプション」を選択
②「セキュリティ」のタブを選択し、上段の「信頼済みサイト」をクリック
③中央付近に「サイト」というボタンが現れるので、クリック
④「このWebサイトをゾーンに追加する」という部分に下記のURLを入力し、OKをクリック
http://bit.ly/UxG7Pu
⑤上記①~④の手順終了後、一度全てのブラウザを閉じる
⑥再度上記URLよりログインして下さい。

2、「+」を押した後にしばらく待つ
画像データの容量が重いため、通信環境によってクリックしてから反応までに タイムラグがあります。特に「+」を押してから展開されるまでに他のボタン操作等をしてしまうと、展開されなくなってしまうことがありますので、一度「+」をクリックしてしばらくお待ち下さい。

3、フラッシュプレーヤーがインストールされているか
「コントロールパネル」の「プログラムの追加と削除」からご確認ください。インス トールされていない場合には、Web上からインストールしてください。(検索サイトで「フラッシュプレーヤーインストール」と検索すると、ダウンロードサイトがいくつか出てきます)

■注意事項
1、聴講アカウントが1つで設定していますので、他の方が聴講しているとログインできません。しばらくたってからお試しください。

2、始まった講座は、右下のINDEXがチャプターとなっています。受講開始してしばらくしないと、Loading状態となります。(最初から受講していれば、問題なくスムーズです。)