やさしすぎる「ひきこもり」たちが、日本の扉をノックするかも。

長期化・高年齢化が進むひきこもり者たちと
既存の支援サービスとはちがうアプローチで
ソーシャルインクルージョンの促進を目指す

川初 真吾

社会起業大学 第四期生
川初 真吾さん

仙台出身。映像制作プロダクション、出版社の営業職からクリエイティブに転身、グラフィックデザイン事務所のプロデューサー兼コピーライターを経て2008年から公益法人勤務。一児の父。根城は新宿ゴールデン街。
トピックス
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Q.なぜ問題意識を持ったのですか?またそのきっかけ・背景は何ですか?

大学中退後に社会的ひきこもり状態となり、現在30代半ばとなった身内がいます。
統計でも社会的ひきこもり当事者は増加の一途を辿るとともに長期化・高年齢化が進んでいますが、既存の支援は「若者」「青少年」「不登校」を対象にしたものがほとんどです。

ひきこもり第一世代と呼ばれる層が40代を超え、平均年齢も30代を超えたと言われる今、世代の離れた当事者を同列に支援することには無理が生じてきていると考えています。

Q.どのように解決しようと考えているのですか?

・30代以上・10年以上といった社会的ひきこもり状態にある当事者を中心層にした自助グループ
・在宅・オンラインで可能な仕事の斡旋と基本スキルのトレーニング
・ひきこもりやニートに対する「自己責任」「甘え」といった、ネガティブなイメージを変える表現活動
・本人および保護者への社会福祉リソースや医療機関活用、資産管理等のコンサルティング
・他の支援機関との連携による統一メッセージを発信するキャンペーン

Q.そのために取り組んでいること、または取り組もうとしていることを教えてください。

支援機関の訪問や関係者の方へのヒアリング、キーマンの方の講演会などで若者支援の現状把握に努めると共に、当事者のニーズを掴むために自助グループの集まりや家族会、勉強会などに積極的に参加しています。

今後は、支援機関でのボランティア活動、当事者へのリーチや地域での取り組み事例のリサーチのため自治会や行政との接触、2ちゃんねるや各種SNSで当事者への働きかけ、ブログでの表現活動を始めたいと考えています。

Q.どうやって社会起業大学を知りましたか?

もともとは環境や持続可能社会への関心から読んでいた「greenz.jp」の記事だったと記憶しています。

Q.社会起業大学へ入学することを決断した決めては何でしたか?

ソーシャルビジネスグランプリや体験授業などでお会いした先輩学生の皆さんが、とにかく活き活きとしていて仲がよく、楽しそうだったからです。社会問題解決に重点を置いたカリキュラムも私が求めていたものでした。

Q.ズバリ社会起業大学の魅力は何ですか?

多様な社会問題に取り組む学生さんたちとお互い高め合いながら学び、交流できること、一流の講師陣や起業家の先達と出会えることです。事前情報では酒好きの仲間も多そうなので、僕にぴったりの学校だと思いました。

Q.社会起業大学で得たもの/得たいものは何ですか?

多彩な事業の構想や経歴や価値観やスキルを持った同期生やメンターと出会い、自分一人だけでは獲得できない気づきやアイデアを得られることを期待しています。また、ここで出会う人たちとは長く仲間でいられる気がします。

Q.最後にこれから社会起業を考えている人、問題意識をもっている人、モヤモヤしている人たちへ一言!!!

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